25年前の卒業生、藤原青児さんによってこの度寺子屋のホームページが
リニューアルされました。
terakoya-school.net
これを機に 藤原さんから寺子屋の思い出とメッセージを書いていただきました。
素敵な文章をありがとうございました。
「ご縁、繋がり、広がり」 藤原青児
今から25、6年前わたしがまだ中学生だった頃、すでに通っていた友人に誘われ寺子屋に入ったのが切っ掛けで、
いづみ先生と出会いました。
当時の寺子屋は、講師が友人のお兄さんだったり、同級生もあとからどんどん入ってきたりで、
学習塾なのになんだか友人の家に遊びにきているような、妙な居心地の良さがあったのをよく覚えています。
そのせいか、ある日は授業が終わっても教室に残ってみんなで遊び、ある日はふざけすぎて先生を本気で怒らせ、
またある日は自習するつもりが居眠りで終わるなど…。
いま考えると全くふざけた生徒でした。
中学卒業と同時に寺子屋も卒業。
いづみ先生とお会いする機会もなくなったのですが、それからずいぶん経った昨年の春、
ある出来事が切っ掛けで再会することになりました。
それはいづみ先生もよく知る、わたしの幼なじみが他界したことでした。
その後、すこし落ち着いたらぜひ集まろうということになり、共通の友人も交えて故人との想い出を話しながら、
あれからお互いにどんな生活をしてきたかなんて話題で盛り上がりました。
いづみ先生が長野と世田谷の往復生活をしていること、自分はグラフィックデザイン方面に進んだこと、
他にも床屋を経営していたり子供服のデザイナーだったり…。
みんなそれぞれでした。
それからしばらくして、先生からデザインのご依頼を頂きお話を伺いました。
あまり知らなかった寺子屋や佐久穂教室の成り立ちやコンセプト、無農薬の野菜作り、新しく始める宿泊イベントや子ども
食堂のことなど、素敵な活動の数々に喜んでお受けしました。
いづみ先生の周辺を見ていると、
うまれる切っ掛けは様々ですが強いご縁というのは何年経っても消えないものなのだなと感じます。
そして自分もそこからまた繋がりが広がり、大きな輪になって新たなご縁がうまれたら良いなと思っています。
というか、その輪はすでに広がりつつもあります。かつてお世話になった恩師に20年以上も経って再会し、
現在の自分が小さいながらも持っている「デザイン」というスキルで、
微力でもお手伝いができるという悦びを感じつつ、懲りずに何度も怒られていた自分を思い出しては猛省しています。
いづみ先生、あのときはすいませんでした。
リニューアルされました。
terakoya-school.net
これを機に 藤原さんから寺子屋の思い出とメッセージを書いていただきました。
素敵な文章をありがとうございました。
「ご縁、繋がり、広がり」 藤原青児
今から25、6年前わたしがまだ中学生だった頃、すでに通っていた友人に誘われ寺子屋に入ったのが切っ掛けで、
いづみ先生と出会いました。
当時の寺子屋は、講師が友人のお兄さんだったり、同級生もあとからどんどん入ってきたりで、
学習塾なのになんだか友人の家に遊びにきているような、妙な居心地の良さがあったのをよく覚えています。
そのせいか、ある日は授業が終わっても教室に残ってみんなで遊び、ある日はふざけすぎて先生を本気で怒らせ、
またある日は自習するつもりが居眠りで終わるなど…。
いま考えると全くふざけた生徒でした。
中学卒業と同時に寺子屋も卒業。
いづみ先生とお会いする機会もなくなったのですが、それからずいぶん経った昨年の春、
ある出来事が切っ掛けで再会することになりました。
それはいづみ先生もよく知る、わたしの幼なじみが他界したことでした。
その後、すこし落ち着いたらぜひ集まろうということになり、共通の友人も交えて故人との想い出を話しながら、
あれからお互いにどんな生活をしてきたかなんて話題で盛り上がりました。
いづみ先生が長野と世田谷の往復生活をしていること、自分はグラフィックデザイン方面に進んだこと、
他にも床屋を経営していたり子供服のデザイナーだったり…。
みんなそれぞれでした。
それからしばらくして、先生からデザインのご依頼を頂きお話を伺いました。
あまり知らなかった寺子屋や佐久穂教室の成り立ちやコンセプト、無農薬の野菜作り、新しく始める宿泊イベントや子ども
食堂のことなど、素敵な活動の数々に喜んでお受けしました。
いづみ先生の周辺を見ていると、
うまれる切っ掛けは様々ですが強いご縁というのは何年経っても消えないものなのだなと感じます。
そして自分もそこからまた繋がりが広がり、大きな輪になって新たなご縁がうまれたら良いなと思っています。
というか、その輪はすでに広がりつつもあります。かつてお世話になった恩師に20年以上も経って再会し、
現在の自分が小さいながらも持っている「デザイン」というスキルで、
微力でもお手伝いができるという悦びを感じつつ、懲りずに何度も怒られていた自分を思い出しては猛省しています。
いづみ先生、あのときはすいませんでした。
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最終更新日 : 2017-11-05