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寺子屋日記

寺子屋からのおたよりです。

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2012-11-07 (Wed) 18:37

つなげていきたいこと

写真 1-1




先日ある方に

「なぜ、寺子屋を同じ思いで続けてこれたのですか?」

という問いかけをされました。

しばらく考えて

「自分が受けとったものを伝えたいからです。

自分に大切な物を与えてくれた大人がいたからです。」

とお答えしました。

私は小学校5年生のときに

一人の女性と出会いました。

いまでもその瞬間をはっきりと覚えているくらい

それはすてきな出会いでした。

「こんにちは。よろしくね。」

ひまわりのような笑顔でその人はわたしにあいさつしてくれました。

あきらかにこの人はそれまで出会った大人たちとは違う人だ

と子どもながらに思いました。

小学生の子どもの私と一人の人間として

向き合ってくれている。

その空気感をその人と向き合うたびに感じました。

その人の口癖は

「子どもはいつの時代もまちがっていないの。

子どもがまちがったことをしたとしたら

それは大人がなにかまちがってるってことよ。」

その言葉を何度も何度も繰り返し聞きました。

私の中にその人の言葉は種がまかれ、育てられ

「たとえまわりから理解されていない子どもがいたとしても

必ずその子の中には芽があり、育つ。」

という確信のようなものを

寺子屋を続けて行くことで得ていくことができたのだと

思います。

今日の授業に来た生徒さんとの時間の中で

そんな思いを持ちました。

なかなかそのお子さんとの間にカードを

見つけられないときももちろんあります。

そんなときはとってもお互いにつらいですが

次の扉をあけられたときはまたぐっと

喜びが増して。。。

そんな日々のくりかえしでここまできました。

わたしのいただいた種。

まだまだ不完全ですが次の世代にどうしても

つなげていきたい種なのです。
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最終更新日 : -0001-11-30

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