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terakoya1983

Author:terakoya1983
世田谷で学習塾寺子屋を1983年から運営しています。
2012年4月から長野県佐久穂町と世田谷区の往復生活が始まりました。大自然から受けとる事も含めてお伝えできたらと思っています。
世田谷教室 月曜日から金曜日
佐久穂教室 木曜日 その他オンライン
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facebook https://www.facebook.com/idumi.iwaoka
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寺子屋日記
寺子屋からのおたよりです。
机の向こう側
今年27歳になる卒業生のお母様と数年ぶりにお会いしました。

彼女に出会ったのは彼女が中三のとき。

元気がありすぎて補導歴があり

そのあといろんな事情が重なり

学校に行けなくなった彼女。

お母様は「 どうしていいかわからない毎日のなか

寺子屋への道を歩いたのを昨日のことのように

覚えています。」

と十数年前に歩いた通りを指差しながら微笑みながらおっしゃいました。

私も彼女に初めて会いに行く当日

嵐の中を自転車をこいで行った事をはっきり覚えています。

「きっとこれから会う子はすごいエネルギーの持ち主なんだろうな。」

と思いながら。

その当時の彼女は家からは出ることができない状態で

教室には通えないのでしばらく様子を見がてら

私が訪問することになりました。

そういう例はあまりないのですが

彼女に会ったとき

大人になろうとする階段をこわごわ

のぼりたいけどのぼるのが恐い

とってもデリケート、だけどとっても人なつこい

そんないろんなものを抱えている

彼女の表情からその方がよいと判断しました。

その後定期的に通わせていただきながら

彼女といろいろな話をしていくうちに

彼女はとっても真面目なことがわかりました。

正義感あふれているのです。

自分の中でまさに自分の持って生まれたものと

今現実的に直面している交友関係や学校という社会で

自分がひとつになる過程でもがいている思いが

ばんばん伝わってきました。

その後彼女は学校に戻り

だんだんに日常生活も元気に過ごせる事になるのですが

行動面では元気すぎるな面が続き(笑)

「こんじょうやき」のあとを作ったり部屋にこもって

お友達とタバコを吸ったり

お母さんからいろんな報告を受けました。

「あのとき何回も先生に話を聞いていただけました。

先日ある駅のロータリーで

先生にどうしても電話したくなり電話したことを思い出しました。

あのときもどうしていいかわからなくなって。」

わたしも一緒に胸が熱くなりました。

何度も何度ももお母さんにはどうしていいかわからなくなるときを

過ごし

今わたしの前に微笑んですわってらっしゃる。

今、彼女は立派に社会人として子どもにかかわる仕事についています。

何回かその道につくまで転職したのですが

もう5年がんばっています。

そんな思いにひたりながら

先日初めて教室にいらしたご夫妻を思い出しました。

出会うときは机の向こうとこちら側。

いろんな思いを抱えて寺子屋を訪れてくださる。

いろんな思いを共有して一緒に歩かせていただく。

そしていろんなページがめくられていく。

ページはまだまだ続くけど

どうぞよろしくお願いいたします。















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集中から分散に。
佐久穂でも小さいながらも寺子屋を始めて

3年たちました。

いろんなお子さんやご両親と出会えて

都会にはない空気感のお子さんたちの会話にほっこりしたり

こんなにのんきでいいのか!?この子達!

とちょっとびっくりしたり、小さなカルチャーショックを感じつつ

やっぱり佐久穂の寺子屋もとっても素直で個性豊かな子ども達と

勉強させていただいております。

ただお母さんたちと話していると

不登校や発達に偏りを抱えるお子さんに対しての

行政のフォローの都会との違いを感じざるを得ません。

先日も近くに住む方からお子さんの進路についてご相談をされ

行政に相談に行ってもなかなか情報が得られないと

行き詰まっていらっしゃったので

わたしのまだまだ少ない長野ネットーワーク(!)を使って

個人的なつながりでなんとか隠れた情報を得られないかと

調べて行くと

出てくる出てくる。なぜこれを情報として行政は提供しないのか?

と首をかしげました。

保護者の方の学校へのスタンスも都会の保護者とはやはり違い

学校側から「その発言ちょっと????」

と言う場面でも主張することを遠慮してしまう

またはどう主張してどこにつなげていけばいいのか

わからず孤立してしまっている方をお見受けします。

まだまだ個人的な悩みを家族以外の人間に明かしていくこと

をはばかる風潮があるのはやむを得ないのですが

そのことで息苦しくなったり

子ども自身も次の展開が見えにくかったり

難しさを感じます。

不登校も発達に偏りがあるお子さんも都会では

だいぶ市民権を得てきていて

寺子屋を始めた30年前には考えられない様な

さまざまなサービスを受けることができ

相談窓口も増え、高校の段階になれば

選択する幅も広がってきていますが

まだまだそれは都心部の一部であり

この国の多くの子どもたちや

親御さんは日々の暮らしの中で息苦しさを感じているのだと思います。

都心に集中しているのはハードやソフトだけでなく

そこから産まれる二次的な創造力であり

地方にはなかなかそれが行き渡らないことを

痛感しています。

先日寺子屋のHPを見つけたと

佐久穂近郊の方からご連絡いただきました。

微力ではありますが

何かの手がかり、ほっと安心できる場として

佐久穂でもご縁」を大切に私のできることを

やっていきたいと思っています。





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