寺子屋からのおたよりです。



   
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terakoya1983

Author:terakoya1983
世田谷で学習塾寺子屋を1983年から運営しています。
2012年4月から長野県佐久穂町と世田谷区の往復生活が始まりました。大自然から受けとる事も含めてお伝えできたらと思っています。
世田谷教室 月曜日から金曜日
佐久穂教室 月曜、金曜、土曜日
連絡先
mail unltd@dream.jp
twitter http://twitter.com/#!/terakoya1983
facebook https://www.facebook.com/idumi.iwaoka
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ご縁、繋がり、広がり

   
25年前の卒業生、藤原青児さんによってこの度寺子屋のホームページが

リニューアルされました。

terakoya-school.net

これを機に 藤原さんから寺子屋の思い出とメッセージを書いていただきました。

素敵な文章をありがとうございました。


「ご縁、繋がり、広がり」              藤原青児

今から25、6年前わたしがまだ中学生だった頃、すでに通っていた友人に誘われ寺子屋に入ったのが切っ掛けで、

いづみ先生と出会いました。

当時の寺子屋は、講師が友人のお兄さんだったり、同級生もあとからどんどん入ってきたりで、

学習塾なのになんだか友人の家に遊びにきているような、妙な居心地の良さがあったのをよく覚えています。

そのせいか、ある日は授業が終わっても教室に残ってみんなで遊び、ある日はふざけすぎて先生を本気で怒らせ、

またある日は自習するつもりが居眠りで終わるなど…。

いま考えると全くふざけた生徒でした。

中学卒業と同時に寺子屋も卒業。

いづみ先生とお会いする機会もなくなったのですが、それからずいぶん経った昨年の春、

ある出来事が切っ掛けで再会することになりました。

それはいづみ先生もよく知る、わたしの幼なじみが他界したことでした。

その後、すこし落ち着いたらぜひ集まろうということになり、共通の友人も交えて故人との想い出を話しながら、

あれからお互いにどんな生活をしてきたかなんて話題で盛り上がりました。

いづみ先生が長野と世田谷の往復生活をしていること、自分はグラフィックデザイン方面に進んだこと、

他にも床屋を経営していたり子供服のデザイナーだったり…。

みんなそれぞれでした。

それからしばらくして、先生からデザインのご依頼を頂きお話を伺いました。

あまり知らなかった寺子屋や佐久穂教室の成り立ちやコンセプト、無農薬の野菜作り、新しく始める宿泊イベントや子ども

食堂のことなど、素敵な活動の数々に喜んでお受けしました。

いづみ先生の周辺を見ていると、

うまれる切っ掛けは様々ですが強いご縁というのは何年経っても消えないものなのだなと感じます。

そして自分もそこからまた繋がりが広がり、大きな輪になって新たなご縁がうまれたら良いなと思っています。

というか、その輪はすでに広がりつつもあります。かつてお世話になった恩師に20年以上も経って再会し、

現在の自分が小さいながらも持っている「デザイン」というスキルで、

微力でもお手伝いができるという悦びを感じつつ、懲りずに何度も怒られていた自分を思い出しては猛省しています。

いづみ先生、あのときはすいませんでした。
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孤立とつながり

   
「生活困窮者支援事業」という取り組みに

昨年春から寺子屋もかかわらせていただいています。

この言葉からすぐ「経済的困窮」が連想されることが多いと思いますが

今やこの国で子育てしている多くの保護者たちが、そして

子どもたち自身が

この「困窮」に直面していると思います。

「困窮」とはつながりをたたれた「孤立」なのです。

「人がつながりを断たれて孤立を感じるとき

いい知れぬ絶望と悲しさに直面することになる。」

我が家にも去年そんな事態が起こりました。

くわしくは書きませんが

中学で娘に起きたある出来事を通して

「孤立」という感覚を突きつけられたまま

数ヶ月過ごしました。

組織の中で起きた事と個人の中で起きる事。

その過程で当事者たちの心の中にこみ上げる

さまざまな感情、思い。

その気持ちを誰とどうつながり納めていけばよいのか。

そんなことをずっと問いながら一年近く過ごしてきました。

たくさんの方たちが近くから遠くから我が家に起きた

出来事を見守り、励ましてくださいました。

でも残念ですが、組織の中からの自浄作用は今日まで

見る事はできていません。


寺子屋で行われている支援事業にかかわる

多くのボランティアさん達。

学生さん、大学の先生、公務員、デザイナー

介護士、教員、主婦、会社員

多くの立場でかかわってくださっています。

ひとりひとりの子ども達の報告を毎回グループラインで共有して

いただいています。

子どもさんは今どんな状態なのか

どんな支援が必要で自分たちにできるのか

そのことでその子どもがどう変わっていけるのか

いっているのか。

そのことで親御さんはどう感じるのか。

そんな小さな取り組みが今、民間と行政の協力で

静かに広がっていっています。

見えない所で起きている静かな広がりこそ

いつも尊く、愛おしいと思います。

そのことが表面に出て来るときは確かなものとして表れると

思います。

その日を信じてまた進んで行こうと思います。

「孤立」から「つながり」へ。進みましょう。















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寺子屋だより 佐久穂教室版 黒田さんのコラム

   
【がんものとにかく本が好き】      
  季節が変わり、僕は一年で一番忙しい時期に突入しております。

すいません。本を読んでないので言い訳から入っております。

それでもなにかないかと探していたところ、ありました!

実は買っておいて読んでなかった料理本を稲刈り後の息抜きに読んでちゃんと作ったんです。

なにを隠そう、もともと料理人を夢見て板前修業をしていたくらい料理は好きなんです。

かつて銀座のデパートで八百屋さんのアルバイトをしていたときに同僚だった方が、いまや料理研究家として活躍してい

て、よくその人の本を買うんです。

今回は「Chocolate Bake」ムラヨシマサユキ著

チョコレートを使って作るお菓子を集めたレシピです。

ムラヨシさんのレシピのいいところは、家庭にある道具で、かつ手に入りやすい材料で簡単でおいしいお菓子のレシピを紹

介してくれるところです。

今回はクルミ入りのブラウニーを作りましたが、失敗せずに60分ほどでできました。

お菓子って温度とか混ぜ方とかでけっこう失敗することが多いです。

そのくせ材料はそのとき限りしか使わないものだったりして、ちょっと気軽ではありません。

でも、ムラヨシさんのレシピなら、作ってみようと思い立ってからでもできちゃうくらい簡単。

女子諸君ばかりだけでなく、男子もぜひキッチンに立って、勉強の息抜きにうまいもの作ってみましょう!

料理は段取り。勉強にも役立ちますよ!たぶん。笑
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キャンプ イン ハナレ 2017

   
前回のブログから3ヶ月もたってしまいました。

今年の夏は特別な夏でした。

佐久穂町という小さな長野県の町に私たち家族が移住して5年。

佐久穂町の寺子屋を始めて4年。

そして寺子屋の拠点となる「ハナレ」ができて2年。

トイレがない「ハナレ」に昨年クラウドファンディングというやり方で

200人近い皆様のお力でトイレをつけることができました。

地元の工務店や板金、電気店、設備屋さん、基礎工事の方達にも大変お世話になりました。

真心をたくさんいただいて

今年の夏はトイレのついたハナレで2回にわたって

子どもたちがたくさんの経験を体験することができました。

改めて本当にありがとうございました。

受験生で、なかなか勉強に意識がシフトできない生徒さん。

最後まで参加してもらうか悩みましたが思い切って

「一緒に3日間頑張ろう!」と。

スタッフのS先生は夜中まで学びの伴走をしてくれました。

1回目の最大のイベントは「浅尾真実さんのフルートコンサート」

私の親友、真実さんのお母さま規子さんが

「感性の豊かな寺子屋の子供たちが集うキャンプで

生の演奏を届けたい。」と企画を申し出てくださり実現しました。

当日は佐久穂の「石田恵ピアノ教室」の生徒さん

保護者の方達、そしてキャンプに参加した子供たちがセッティングに大活躍して

真実さんのパワフルな本物の演奏を聞くことができました。

みんなそのパワーに圧倒されて「かっこよかった」と。

自分の目の前で起きた素晴らしいパフォーマンスに大きく心が動いた夜でした。

2回目のキャンプは

支援学校の生徒さんがたくさん参加してくれました。

その中のお一人がお家に帰られてからお手紙を送ってくれました。

「僕を一人の高校生として接してくれたことが

とても嬉しかったです。農業のことについてもとても

丁寧に教えてくださってわかりやすかったです。」

そして長野への引っ越しを本気で考えているとのこと。

みんな、身体にハンディがあったり

表現が思うようにできなかったり

たくさんのものを抱えているのですが

心の中に刻まれたものがしっかり表現されて

こちらが感動しました。

そして農業のお手伝いもしっかりしてくれました。

かぼちゃの収穫、お客様への発送のお手伝い

ミニトマトの収穫、そして重い肥料運び。

「農業は本当に大変だとわかりました。でも味がスーパーのものとは

全然違いました。」と感想に書いていました。


夏が終わり、教室で再会した子どもたち。

見えないところに何かがまかれ、しっかり育っていることを実感しました。

キャンプはこ外側だけには見えないものをしっかり

体験できるやはり大切な機会です。

そんなたくさんのおみやげをまたいただいて

2学期が始まりました。

寺子屋のお誕生月9月。また新しいページが始まります。






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母の涙と笑顔

   
寺子屋は面談月間なので

この2日間で10人ほどのお母さんたちと

面談をさせていただきました。

最近お目にかかった方もいれば

10年以上もお付き合いさせていただいている方もいます。

毎回本気トークで臨まさせていただいています。笑

「お母さん、自分を責めなくて大丈夫です。」

この言葉を何回今回も投げかけたでしょうか?

子育てはどの人にとっても

「初心者」から始まります。

手のかからないお子さんだとしても

小さな悩みから大きな悩みまで押し寄せてくるのが子育てです。

でももし大きな悩みと子育ての最中に出会ってしまったら

そこからがお父さん、お母さん、周りの人たちにとっても試練になります。

その中でもやはりお母さんの試練はとても大きいです。

みんな「あの時ああすればよかった」「私のあそこがいけなかった」

と必ず自分を責めることを始めます。

自分でも気づかないくらい息をつめて責めるのです。

だから

「お母さんのそのお子さんを思う思いがそのままお子さんには通じてますよ。」

と言うとみなさんほっと緩んで

涙を流されます。

緩むってとっても大事だと思います。

緩むと息が入ります。そこに新しいエネルギーが生まれます。

そして新しい流れが始まります。

その繰り返しだなあ。と自分のことを含めて思います。

だけどそれは一人ではできないんです。

家族だけでもだめ。

いろんな方向からのかかわりの中で生まれるものが大切なんです。

できれば本気の!

そうやって時間を過ごしたお母さんたちのなんて太い命の綱。

その綱も今回しっかり見せていただきながら

今度はガハハと笑って

人のもつ力強さに感動したり、力をいただいたり。

こんな素敵な命の交流をさせていただく幸せを感じた2日間でした。





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