寺子屋からのおたよりです。



   
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terakoya1983

Author:terakoya1983
世田谷で学習塾寺子屋を1983年から運営しています。
2012年4月から長野県佐久穂町と世田谷区の往復生活が始まりました。大自然から受けとる事も含めてお伝えできたらと思っています。
世田谷教室 月曜日から金曜日
佐久穂教室 月曜、金曜、土曜日
連絡先
mail unltd@dream.jp
twitter http://twitter.com/#!/terakoya1983
facebook https://www.facebook.com/idumi.iwaoka
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今年もかつの日がやってきました。

もう20年以上も続けている恒例行事です。

下級生たちは先輩のかつを食べる姿を見て

次は自分と思い

先輩にメッセージを送ります。

私立組の受験が終わると

最後に都立組が残りますが

すこしさみしい気分なります。

気持ちも追いつめられていきます。

そこに寄り添うことが私たちの仕事です。

さあ!

都立までは3週間とちょっと

長野県立まではひとつきとちょっと

ここからが終盤の大事な大事な毎日です。
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受験生への応援

   
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稲山瑞季先生、大学2年生。

小学6年生から寺子屋に通ってきてくれました。

中学時代は寡黙にこつこつと勉強するみづきちゃんの姿が

すぐよみがえります。

中学3年生の受験期の2月。

「あまりにも勉強しすぎて本当に勉強がいやになりました。

少しお休みをください」と言って

少しの間塾をお休みしたみづきちゃん。

先日中学3年生のなかなか社会の点が上がらない子に対して

「わたしは寺子屋の本棚にある社会の問題集は全部ほとんど解いたよ。

そこまでやってやったことになる。」

と言いました。

ほんとにやったんだなあとその言葉を聞いて改めて思いました。

具体的な体験から生まれる言葉は受験生にダイレクトに伝わったはずです。

今の時期、受験生にとっては本当につらい時期です。

逃げたくなる、先が不安になる。そんな気持ちの繰り返し。

それを支えるのは自分がやったことしかない。

当日緊張の極地にいても,自分がやったことだけは裏切らないから。

みづき先生が寺子屋を手伝ってくれるようになったとき

おどろくほど生徒の気持ちや言葉を汲み取れていることに

びっくりするやら感動するやら。

その子の状態を観察して、その子の今できること

応援することをていねいに決めていく作業は

わたしもすごく勉強になります。

「その子にどういうふうにアプローチするのが一番

近道か」みたいな話を若い人たちが

楽しそうに、戦略的に!話しているのはこちらも

わくわくします。わたしにはとうてい考えられないことも

教えられます。

成人式を迎えたばかりのみづき先生。

これから児童養護施設にいるような子ども達を

支える仕事につきたいという目標に向かって

彼女がどんな仕事についてどんな女性になっていくのか

本当に楽しみです。









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一年がすぎて

   
ここ数年来年は何をしたいかを

友人に公言することにしているのですが

その言葉を発することって

そのときはちょっと無理かなと思っても

なかなかけっこう自分の思いは形になるものだと

実感しています。

昨年の夏ころからふつふつとわいてきた

佐久穂に移住して

佐久穂と東京を往復するわたしにできること

に向き合わなければ

という思いは今年は「クラウドファンディング」で

みなさまのお力をお借りして

形にしていくという作業でした。

その途中何度も挫折しそうになり

夫とも何度もぶつかりましたが

もう無理だな

と思ったときに夫が

「それでもあなたはやめないほうがいい」

と言ってくれました。

そして若いスタッフの力。すばらしい発露と未来に向けての

発信でした。若い人が次に向かってがんばる姿で

なんとか乗り越えられました。

何よりもご支援くださるみなさまのひとりひとりの

温かく、熱い思い。おひとりおひとりから感じる

共感のはげまし。お金を通して知った新しい発見でした。

1月にはトイレも完成しそうです。

ハナレが動き出します。

ひとりひとりが自分に戻れる空間

になる活動をしたいと思っています。

今年は生活困窮世帯の方たちへの勉強会や食育の取り組みも始まりました。

これはひとえにボランティアさんたちと行政さんとのコラボレーションです。

みんなの笑顔をふやしたい

みんなでできることをやりたいという思いで支えられている

活動です。まだ始まったばかりの取り組みですが

来年度も引き続きこの輪をしっかりしたものにしていきたいと思っています。

年末にきて個人的に

また学校という組織のあり方を考えさせられることもありました。

わたしが寺子屋を始めるときに感じた

学校という組織の限界がこの30年たった今も

あまり変わっていない現実を目の当たりにして

また来年への宿題をもらった気がしています。

お百姓もしながら自然からたくさんの力をいただいて

厳しさも自分のおなかで受け止めて

また来年も自分の今見ているものと

向き合って生きていこうと思います。

今年もみなさまには本当にお世話になりました。

どうぞみなさま良い年をお迎えください。


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民間の力でできること

   
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えり先生の送別会は

そのまま各生徒さんとどう向き合えばいいかの

話し合いに移行しました。

その子どもにとって

「今どこまで声をかけ

どこまでその子のやることを設定するか」

ここが一番重要なポイントです。

ひとつのものさしでははかれないことだからです。

その日の子ども達の体調、精神状態

すべて感じ取りながらこちらが決めることになります。

みづき先生が

「ここでしか救えない子もいる。

ここから離れたら学校でも社会でもそのまま

になってしまう子もいる。」

「だから一生懸命向き合いたい。」

佐藤先生は

「この寺子屋で、ぼくは生き方を変えられる体験をしました。

生き方を知りました。だからそれを生徒たちにも

伝えていきたいのです。」

と。

ベテランの先生たちも心からの言葉をはなして

いただきました。

自分の等身大をそのまま相手と共有しながら

自分の今できる限りの持ち物で

相手と向き合おうとする姿勢。

それ以上もそれ以下もない

と胸を熱くしながら聞きました。

寺子屋にはメソッドはありません。

この向き合おうとする気持ちが必ず

その子とその先生の間に流れるものを

整えながら、一緒に次へのエネルギーを生み出すはずです。

みんなの言葉を聞きながら

私は次の役割をきちんと果たさなければ

と思いました。



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えりちゃん、ありがとう。

   
長い間寺子屋を支えてきてくれたえりちゃんが

10月いっぱいで寺子屋を旅立ちます。

気づけばもう10年以上いつもえりちゃんと共にいました。

私たちが長野に移住してからは

えりちゃんが寺子屋を本当に支えてくれました。

さみしくなりますが、えりちゃんの新しい道に

幸い多かれと祝福します。



****************************************
寺子屋へ
いつもお世話になっております、野村です。

この度は、私事により、10月をもちまして、寺子屋をやめることとなりました。

気付けば、寺子屋にいた時間は中学3年生の学生時から、10年以上になります。

私は小学生後半あたりから8年ほど不登校になり、

学校に行く代わりに寺子屋に通い、大学生からは

アルバイトとして寺子屋に関わり続けました。
長い間、学生として、“先生”として子どもたちを見ていて、

やはり昔と今では環境が変わってきているのを感じます。

しかし、かといって子どもたちの本質が変わったかといえば、

そんなことはないのではないかと思います。

昔、まだ教えることに慣れなかった頃は

落ち込ませたりするのではないかと「叱る」ことの塩梅が、難しい問題でした。

しかし、ある日気づいたことが、子どもたちは叱ってもそれを受け止め、

そして、本人も「わかってはいる」ということです。

案外子どもたちは、やらなきゃいけない、

どうにかしなきゃいけないこと自体は本当はわかっているのだと思います。

ただ、勉強が好き!なんてことはごく少数ですし、積極的にやろうと自主的にはなりにくい。

どうやってやったらいのか、優先順位をどうつけ切り替えるべきなのかわからない。

娯楽などの誘惑もある。

身体的精神的さまざまな要因があってのことなのではないかと思います。

だからこそ、私たちが勉強の流れを作ってあげることができれば、

自然と勉強する流れになれるのではないかと思います。

もちろんその流れに乗るタイミングは個々で違います。

すぐに乗れる子もいれば、なかなか乗れない子もいる。

寺子屋は、親御さんとはまた違った、第三者視点から、

勉強の成績を上げる塾としての役割だけではなく、

まず「こんな道やあんな道もあるよ」と見せ、

そこから流れに乗せ、

最終的には自分で考え勉強方法や道を選択していけるようにと目指す場所なのだと思います。

それは、中学高校へと続くものとして、大切なことだと思います。

そして、これは学習に困難をもつ子どもたちも同様だと思います。

いくらでも、いろんな道があるんだと、いづみ先生から、寺子屋から私自身学びました。

私は長いこと不登校をし、引きこもりもやり、

学生時代の一部がぽっかりと空間があいて、普通の人が持つある程度の体力も、

世間の常識も、学校で学べたことが欠けてるのだと思います。

でも、不登校だからこそ経験した事、考えたこともあり、

普通の道筋を歩めなかったことに対しておもうこともありましたが、

「それならそれで別に他の道でもいいし、なんとかなるものだ」とここで教わりました。

ありきたりな言葉になるかもしれませんが、本当に可能性はたくさんあって、

思っている以上にいろんな道があるということが、子どもたちに伝わればと、

そう思います。

そしてこう思えたのも、いづみ先生のおかげと、

子どもたちからのパワーがあったからだと、むしろ私がいつも幸せをもらっていました。

本当にありがとうございました。                  

 野村恵利
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