寺子屋からのおたよりです。



   
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プロフィール

terakoya1983

Author:terakoya1983
世田谷で学習塾寺子屋を1983年から運営しています。
2012年4月から長野県佐久穂町と世田谷区の往復生活が始まりました。大自然から受けとる事も含めてお伝えできたらと思っています。
世田谷教室 月曜日から金曜日
佐久穂教室 月曜、金曜、土曜日
連絡先
mail unltd@dream.jp
twitter http://twitter.com/#!/terakoya1983
facebook https://www.facebook.com/idumi.iwaoka
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あたたかきつながりに助けられて

   
人はいろんなつながりの中で助けられて生きているものですが

最近何回か50年の人生の細い糸をはっきり感じた出来事がありました。

寺子屋ができた頃スタッフをしてくれていたご近所のケケ。

同じ小学校、中学校、高校とかなりご縁をいただきました。

ずっとボーイススカウト畑で培ってきたリーダー力。

児童館のキャンプでのボランティア仲間としても

ロープワークや発案力のすばらしさで私より5歳も年下でしたが

とっても頼りになる存在でした。

寺子屋も初動期の時期にキャンプなどでもその力を発揮してくれて

子ども達からも頼れる兄貴として慕われていました。

そのケケがなんと佐久穂町で毎年行われている

「ツールド八ヶ岳」に毎年参加しているとの事。

佐久穂町の寺子屋として活用している「ハナレ」に

競技会前日お仲間と一緒に泊まってくれました。

小学生のときから一緒に活動して来た旧知の友人が

また新しく始まった私たちの取り組みに

かかわってくれるという幸せな時間が流れました。

少しの時間主人も一緒にお仲間と共に語らいお酒を酌み交わし

長い時の中で育てて来た自分たちの人生を祝福するような時間でした。



もうひとつは最近ちょっと深刻なことで会議があり

少し気が重いことを抱えながらの場だったのですが

そこに私の出身校の先輩が偶然いらして

その方の発言に本当に救われました。

自分の大切にしている核となる部分を同じように持っていらっしゃる方

の存在は自分を客観的に、ニュートラルな自分を保つためにも

本当にありがたかったです。

自分の出身した学校の精神=スピリットをかいま見てとてもうれしくなりました。

その会議にその方がいてくださったことが神様の采配のようにも感じられたのでした。

54年生きて来て、細い糸をずっとつむいできたけれど

その糸は少し形になったのをみることができた二つの出来事でした。

私の現在はそのつながりの賜物。これからもそのことに感謝して

また糸をつむいでいこうと思います。

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内側で育つ芽

   
受験シーズンになると進学塾の窓には

進学校に何名合格したかという数字が毎年張り出されます。

もちろん寺子屋の生徒さんの中学、高校合格は

寺子屋の大きな目標であり、そこにたどりつく

一人一人の道筋が何よりも尊いといつも思っています。

毎年その道筋を一緒に歩かせていただく事の喜びも

スタッフ全員が共有して、それが次への寺子屋の原動力になっています。

一方で、不登校や学習に偏りのあるお子さんの場合は

長い長い時間の中であるときはっとする成長を見せてもらえることがあります。

静かに、波を立てずに、時には止まっているように見える時期もある。

または後退しまったように見えるときもある。

でも、その子の呼吸のリズムを親御さんと一緒に

静かにみていく。

その子の中で何がおきているのかを

感じていく。

5年から8年くらい

そのような時をご一緒させていただいていると

ある日突然ページがぱあっと開くことがあります。

何かを突抜けたあとのようにどんどんその子の中に変化がはじまります。

信じて、待って、寄り添うこととはこういうことなのか

と思います。

あんなにアレルギー反応を起こしていた数学を自らやるようになる。

書くことへの抵抗がなくなり、文字を書けるようになる。

自分の中の可能性をその子自身が見つけ自信をつけて歩き出す。

そんな場面に立ち会えたとき、親御さんといろいろなことを確認し合います。

そして、芽を出すまでの時間は一人一人違うけれど

確実に土の中で起きている豊かで、厳しく、伸びようとする力を

気づかせてもらいます。

春。芽吹きの時。

目には見えない土の中の可能性を想像しながら、感じながら

今年も新しい年度が始まります。

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今年も無事にお祝い会が終わりました。

   
今年は偶然にも

佐久穂教室と深沢教室のお祝い会が二日続き

今日は本当に胸いっぱいの夜です。

受験は当然本人だけのことではなく

家族全員巻き込み

時には夫婦の問題にまで及び

そしてそれはひとりひとりの生き方につきつけられる

ということにいきつきます。

でもそこをきちんと向き合った人は

ほんとにひとかわもふたかわもむけてるのだと思います。

その過程がすばらしいといつも思います。

今年も絶対に公立に行かなければならない生徒さんもいました。

スポーツの推薦はもらえたけど

勉強をする時間がなく、そこに集中するのがつらい生徒さんもいました。

自分の実力が伸び悩み

どこに目標をおいたらわからない、最後まで悩みながら志望校を

決める生徒さんもいました。

家では勉強できないから

週末教室を開放して

深沢でも佐久穂でも

弁当を持って自習する生徒さんの姿もありました。

夏の頃、本当に勉強いやだと言い

塾もやめたいと言い、それでもおうちの方に励まされ

スピーチではさわやかな顔で

「今はやってよかったと思います。」

と言い切った生徒さんもいました。

普通級と支援級の選択に悩み、私学にすすみ

ひとつひとつハードルの高さをクリアして

お母さんと二人三脚、いや寺子屋のスタッフと3人四脚?

で頑張った生徒さんもいました。

いつもは一緒に暮らしていないので

夜、教室にいる生徒さんに弁当を届けてくださった親御さんもいました。

授業が終わったあと、たくさん自分の悩みや気持ちを

話してなかなか帰れない生徒さんもいました。

先生たちもひとりひとりがその感じる気持ちを

ていねいにひとりひとりにかけてくださって

メッセージを送ってくれました。

今年も本当にたくさんにことがありました。

高校,大学に進学するみなさん。

本当におめでとう!

いつでも遊びにきてね!



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新しい世代

   
新しい世代

先日、若い30代の教育者の方が寺子屋を訪ねてきてくれました。

わたしも21歳で寺子屋を始めて、たくさんの方の背中を追ってきました。

いつのまにか追う側から追われる側の世代になったのだと55歳になる今、気づいています。笑

「私塾を営む」しかも寺子屋のようなスタイルー進学だけを目的としない塾—という仕事はとても孤独な部分を持ち合わせています。

ですから違う業界の方と話したり、卒業生と話したり、外側からのメッセージに耳を傾けて、

常に自分のニュートラルな部分を意識していることがとても大切だと日頃から感じています。

それが子ども達と向き合うときにぶれない自分を持ち続ける鍵だとも思っています。

先日いらした方はとても子どもに対する感覚のセンスの良さを持ち合わせた方でした。

なんとなくですが、その方がとても自然に感覚として身につけているという気がしました。

昨年、クラウドファンディングをはじめたときに、若い寺子屋のスタッフにとても背中を押され、

助けられ、引っ張って行ってもらった部分がたくさんあったのですが、

そのとき感じたこと—

「若い世代の中にある、いい悪いを瞬時に嗅ぎ取る力」のようなものにまた出会った気がしました。
  
私たちの世代が理屈で突き詰めて、やっとわかったことを若い世代は肌で感じて表現していっ  
  
っている。
  
もちろん若さゆえ、荒削りであったり、自信がなかったりのもろさはあるけれど、とてもしな                    
やかにそのことを選択している。

そういう新しい世代の存在にとても敬意を表したくなるし、応援したくなります。

今、寺子屋で向き合っている小学生、中学生の子たちは次の表現者として今、大事な成長の過程にいます。

100年以上何も変わっていない、学校教育の根幹の部分を本気で変えようとしなくてはならない時期に本当に来ている

と思います。

ひとりひとりが、選択する時代。

自分の中の答えを意識して、若い世代に追いかけられようと思います!

PS 寺子屋の卒業生たちが今年次々に結婚、出産、婚約など吉報続きです。こちらも心から祝福です!
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